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坊守の俳句エッセイ

弁当の重きリュックや春の山

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 3月は別れの季節。いよいよ息子も長年親しんだ保育園を卒園します。そのため先日、お別れ遠足がありました。いつもは給食ですが、この日はお弁当を持参します。正にこの日こそ、お母さんの腕の見せ所。息子が言うには、全員キャラ弁(キャラクターをかたどった弁当)を持ってくるというのです。
 前回、春の遠足で私はキャラ弁を自信満々で持たせました。すると帰宅後息子が、「みんなにへたくそって笑われた」と言ったのです。そこそこの完成度だと思ったのに、子供達の厳しい目に大変驚かされました。
 さて今回はリベンジしなくてはなりません。ケチャップでキャラクターの絵をかくことにしたのですが、途中まではいい出来だったのに、手が当たって絵がつぶれ、すっかり何の絵か分からなくなってしまいました。さすがに、これではいけないと思い息子に「作り直すね」と言うと、「このままでいい。へたくそのほうが面白いから。僕みんなに笑われたいの」と笑顔で言うのです。6歳にしてすでに自虐の笑いというものを知っているとは。これが生きるための知恵なのか、
なんとも複雑な気持ちになりました。
 

 

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