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坊守の俳句エッセイ

誰も居ぬ園庭にゐて夕焼ける

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 息子を預けている保育園の同級生のママにとても綺麗な方がいらっしゃいます。と言っても、保育園のママは大抵若い方なので、みんな綺麗と言えばそうなのです。しかし、この方は、いくら何でも「美しすぎる」のです。背が高く、ハーフのようなかを立ちに、顔の面積は私の四分の一、身体の幅は半分ほどです。決して一般人には思えないので、モデルか何かやっている人だと思い、本人に聞いてみると、普通の事務仕事らしいのです。「えーっ勿体ないよ」と思わず言うと、「いえいえ」と、あくまで謙虚でいらっしゃいました。
 以前に、まだ息子が保育園に入って間もない頃、お迎えに行くと、私に向って、「けいしん君のおばあちゃん?」と知らない子供に聞かれてしまいました。確かに四十歳で産んでいるので言われてもおかしくないのですが、やはりショックは大きかったです。そして主人も、「けいしん君のおじいちゃん、こんにちは」と子どもに言われているのを目撃してしまいました。主人に言うと「そんなの聞こえなかったよ」と、ごまかしておりました。先日、例の「美しすぎるママ」が、まるで芸能人のように、子どもたちに囲まれ、「かわいい、かわいい」
と、もみくちゃにされているところを見ました。抱っこを次々にせがまれ、大変そうでした。「美しすぎる」ということもそれなりに苦労があるのかもしれません。
 

 

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