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坊守の俳句エッセイ

秋草をサバンナのごと猫の行く

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珍しくもないですが、私はかなりの愛猫家です。十五年以上も前に実家で飼っていた猫の写真を今でも部屋に飾っています。何故か正式な名前がなく、「ねこさん」と呼んでいました。「ねこさん」は私が拾ってきました。昔は今より野良猫が多かったように思います。そして、ある日突然、いなくなり、帰りを待ち続けましたが、二度と戻ってくることはありませんでした。
 
立徳寺の境内にもたくさんの野良猫がやってきます。太っていて、おっとりとした「ねこさん」とは違い、どの猫も目つきは鋭く、身体も痩せています。私を見ても、簡単には逃げません。さすが、肉食類の貫録。草むらを歩く姿はライオンそっくり。
 
先日、境内で、向こうをむいていた野良猫が、私が洗濯物を干しに、外へ出ると、口をぺろりとなめながら、振り返った後、逃げてしまいました。
「今の仕草は何かを食べていたに違いない」
と近づくと、それはトカゲでした。
 
「これ置いてかないでよ」と思いましたが、すぐに蟻が群がっていたので、まぁ安心しました。野良猫には悪いことをしたと思っています。

 

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