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坊守の俳句エッセイ

握りたる野蒜こぼして来たる道

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先日、娘が友達たちと公園に遊びに出かけていきました。すると片手にいっぱいの野蒜(のびる)を握りしめ、帰ってきました。「ほら、お母さん、野蒜だよ。食べられるんだよ。」と、誇らしげに、テーブルに置きました。たちまち立ち込める葱のような臭い。玄関にも廊下にもたくさん落ちていて、家中がその臭いになりました。聞けば、友達と野蒜取り競争をしていたというのです。
 
 実は私、野蒜を見たのは、これが初めてでした。
 
春の季語だとは知っていましたが、お店に売っている訳ではないし、こういう植物は、誰かに直接教えてもらう以外に、知る方法はないのです。
まさか今どきの小学生たちが知っているとは。
しかも、その子たちはしょっちゅう摘んでいるらしく、慣れている手つきだったと言います。
 
そして、当たり前のようにその場で食べていたというのですから、「たくましい」の一言です。
これからも、娘に色々教えてあげてほしいと思います。

 

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