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坊守の俳句エッセイ

まだ油断してゐる朝四月馬鹿

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先日、和室からビリビリと紙が破れる音が聞こえてきました。とっさに「息子が障子を破った!」と思い、駆けつけると、そこに息子はいませんでした。居たのはその先の掛け軸の前。下三分の一が破れ落ち、落ちた軸をコロコロと転がして、楽しそうに遊んでいました。私の悲鳴と共に娘が駆け付けてきて、「夢であってほしい・・・」とつぶやきました。正に言い得ています。何とその日は丁度四月一日。
 
 主人が帰ってきてから、「エープリールフールじゃないからね」と言いながら、和室へ連れていきました。主人は「何?何?」と言うばかりで、和室を見渡してもなかなか気がつきませんでした。

しびれを切らし、「ほら!」と床の間を指さすと、やっと「あ!」と声をあげました。

私がいきさつを説明すると、「まぁ仕方ない」と言って、さっさとその場を去ってしまいました。

こういうことは気にしないタイプなんだなぁと、主人の新たな面を発見した四月一日でした。

 

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