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坊守の俳句エッセイ

五月闇水族館の深海魚   釋法蓮(法子)

行楽シーズンです。皆さんは水族館は好きですか。私は知的好奇心とメルヘン心を満たしてくれるこの素晴らしい施設、水族館が大好きです。東京・神奈川にある、主要の水族館には大抵行っています。その中で、一番多く訪れていて、親しみ深いのが、旧江ノ島水族館でした。

 子供の頃から家族や親戚によく連れて行ってもらいました。当時は通称、おばけ水族館と呼ばれていたようです。確かに、チョウチンアンコウの行灯も、古くて暗い館内では余計不気味に感じましたし、名物であるクラゲ館の、透明なクラゲを照らし出す光も怪しく思えました。

しかし近年、新江ノ島水族館としてリニューアルし、すっかりあのおどろおどろしさが無くなって、マニアは相当がっかりしたと聞きました。新江ノ島水族館では、ミナゾウアザラシの“みなぞう”が、アイドルとして有名でした。バケツを持って、アカンベーをするという、ゆるい芸を得意としていた、人気者でしたが、数年前に突然死んでしまいました。

 私の主人は、“みなぞう”が私にそっくりだと、よく言っていましたので、是非一度本物を見てみたかったのですが、みなぞう君も死んでしまい、すっかり行く気を失くして、今に至ります。近くだからいつでも行けると思っていたのに、何事も先延ばしではいけませんね。

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