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坊守の俳句エッセイ

先に来し人の足跡蕗の薹   釋法蓮(法子)

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二月になりました。いよいよスギ花粉の季節です。鼻水がとめどなく出て、目もかゆく、私は毎日マスクをして出かけています。「少し早いのでは?」とお思いになるかもしれまんが、毎年症状が出始めるのは、一月末なので、二月はもう本番なのです。

 私は、花粉症に効くといわれるものは、大抵試しました。近年ヒットだったのは、「つくし」です。つくしがアレルギー症状を抑えることが研究され、つくし飴となったものをなめると、鼻がすっと通ったのです。それでは、つくしをそのまま食べたらもっとよいのではないかと、近くの大山に探しにいってみました。

しかし、探しても探してもつくしは見つかりませんでした。時期が早かったのでしょうか。あきらめて帰る道に、蕗の薹を見つけました。実物をあまり見たことがないので、最初は半信半疑だったのですが、何個か摘まれた跡があったので、間違いないと思いました。つくしを入れるはずだったビニール袋に入れ、摘んだ蕗の薹を持ち帰りました。

家で早速天ぷらにしました。以前スーパーで買った蕗の薹はすごく苦かったのですが、採りたての物の苦みは爽やかで、甘味がありました。思いがけず本物の味を知ることが出来た、早春の一日でした。

 

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