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坊守の俳句エッセイ

住み慣れて来しこの街の夕焼くる   釋法蓮(法子)

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伊勢原市に引っ越して来て、一年以上が過ぎました。この町の文化や風習、ルールも、だいぶわかってきた気がします。伊勢原は江戸時代の初期、大山詣りに訪れた人々に開拓され、豊かな自然と歴史があり、古くから栄えた町です。ですから、とても古い風習が残っていたり、地域の人々との結びつきが強いようで、自治会の活動なども盛んです。

 そして、この町の広い空や、多くの田畑の風景もすっかり目に馴染んで来ました。伊勢原の象徴ともいえる、大山に沈む夕日はとても美しく、郷愁を誘います。以前に、自治会でお世話になっている伊勢原に住んで三十年という初老の男性が「伊勢原はとってもいいところですよ」と、にっこり笑って私におっしゃいました。「ええ本当に」と、心からうなずいたことを、この夕焼けを見ると思い出します。

 また、つい先日、おそば屋さんに出前をお願いしようと、電話で我が家の住所を説明しようとすると、「あの新しく出来たお寺さんね」と言われました。いつの間にか、立徳寺も伊勢原に馴染み、風景の一つになっているんだなと、少し嬉しくなりました。

 

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