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この頃思うこと

伊勢原市での放火事件に思う(2006/12)

私の住んでいる伊勢原市では夏ごろから、放火事件が相次ぎ、回覧板などで、何度も注意を呼びかけられていました。先日、やっと犯人が捕まり、なんと犯人の三人は全員が未成年という驚くべき事件だったのです。動機は「面白半分でやった。火が燃えているのを見ると気分がスッとした」ということでした。

 特に誰かを傷つけようという悪意はなかったものかもしれませんが、それがどれほど罪深いことかをわからずに犯した罪は、とても恐ろしいものです。悪気のある罪は言語道断ですが、悪気のない罪にも大きな問題があります。それは、その罪が悪いことであることに気づいていないことです。罪を罪と自覚できていないことが、何度でも同じ罪を繰り返してしまう原因なのだと思います。

 私たちは普段、自分の気づいていないところでたくさんの罪を犯しながら生きているのかもしれません。そして知らず知らずのうちに他の人を傷つけ、また自分を傷つけ、苦しみを作り続けているのでしょう。自分は絶対に間違っていない、正しいことをしていると思っているとき程、自分の犯している罪には、なかなか気づくことができないものです。

自分の正しさに自信を持っている時はよくよく他の人の立場にたって考え、自分が楽しくてしょうがない時こそ、他の人の気持ちになって考えてみようと思います。そして、少しでも自分の悪いところが見えたなら、それは自分にとって、とても有難いことであり、やさしい気持ちで生きてゆくための第一歩になるのかなと思います。

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