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この頃思うこと

宝くじに思う(2007/2)

 我が家では宝くじを買いません。買わないというより、まず当たるはずがないからと、妻が買わせてくれません。堅実というか、夢が無いというか・・・。 日本では昨年一年間で、1千万円以上の当選金を受け取った高額当選者は、1171人もいるそうです。なんとも羨ましい話です。

しかし、羨ましいことばかりではないのも現実のようです。顔も知らないような遠い親戚から手紙や電話が殺到し、なんとかおこぼれにあずかろうという輩がまわりに群がってくるそうです。誰かが狙っているんじゃないかという恐怖の生活に耐え切れず、全額を寄付してしまった人もいたそうです。誰かに分けてあげれば、私も欲しいという人が現れ、かといって分けてあげなければ、お前は嫌な奴だと人間関係が壊れてしまう。なんだか考えるだけでぞっとします。

 たくさんのものを手に入れたいと思うのは人間の性。お金だけでなく、地位や名誉もそうでしょう。しかし、たくさんのものを手に入れるということは、それと同じほど、無くしたくないという恐怖や、無くした時の苦しみが一緒についてくることを忘れてはいけません。そして、手に入れたものを永遠に持ち続けることなどできないことも事実です。何事もちょうどいいのが一番ですね。

 それでも愚かな私は、宝くじが当たったら何に使おうかと、買いもしないで、当たった時の使い道を考える今日この頃です。

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