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この頃思うこと

「ぞうさん」に思う(2007/3)

 最近、私のギターの伴奏で、三歳になる娘と一緒によく歌を歌います。そのなかでも、特に「象さん」の歌がお気に入りのようです。「象さん象さんお鼻が長いのね、そうよ、母さんも長いのよ。」娘が歌うと「ぞーさん」ではなく「どーさん、どーさん」になってしまいますが、なかなか愛嬌があります。

 さて、その象さんの歌ですが、昔新聞にこんな記事がありました。象さんの歌は、まどみちおさんという方がお作りになった歌で、歌詞はみなさんもよくご存じのことと思います。これは、母象と子象の仲むつまじい様子を表した歌ではなく、子象が他の動物たちに、お鼻が長いのねと、バカにされている場面なのです。

しかし、この子象は、回りの動物達に、自分の容姿をどんなにバカにされても、「そうよ、母さんも長いのよ」と、あたかも自慢のように、答えているという様子なのだそうです。この子象はどんなに他の動物にけなされても、象として生まれ、象として生きていることに喜びを感じているのです。そして、大好きな母象と一緒である事がうれしくてたまらないのでした。

 私達人間はどうでしょうか?人間として生まれたこの命を、喜びの中で生きているでしょうか?自ら命を絶つ様な悲しい事件もよく耳にします。もう一度、人間として生まれたことが、どんなにすばらしことか、どれほどの命のつながりの中で私は生きているのか、よくよく考えてみたいと思います。

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