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この頃思うこと

いじめに思う(2007/6)

いじめ問題のことをテレビや新聞でよく目にします。自殺という最悪の結果になってしまった、子どもたちの報道もまれではありません。自殺に追い込まれた子供たちの心を思うと、どれ程苦しい思いをしたのだろうかと、残念でなりません。

ある方は、自殺に追い込まれた子供たちは、両親や友達にも心配をかけまいと、誰よりも優しい心の持ち主であったが故に、一人で苦しみを背負ってしまったのだと言われていました。

どうやっていじめをなくしていくかは、これからの大きな問題ですが、これだけは言えます。どんなに辛く、苦しくても、決して自ら命を絶つようなことだけはしないでください。それは、自分自身で自分をいじめていることでもあるのです。

自分の命を投げ出してしまうということは、これから出会うであろうたくさんの喜びや、本当の人の温かさを知ることが出来なくなってしまうことなのです。苦しくても、精一杯生き抜いていれば、必ず今の苦しみを笑って話せる時がくるはずです。そして、温かく抱きしめてくれる人に出会うことができるはずです。生きていくことは、苦しみや悲しみの連続ですが、生きているからこそ気付くことの出来る喜びがあるのです。

いじめの苦しみは本人にしかわかりえない苦しみです。しかし、人の苦しみを知っている人ほど、本当に優しく、温かい心を持てる人になるのだと思います。

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