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この頃思うこと

改名に思う(2007/7)

テレビを見ていると、この人こんな名前だったかな?と思うほど、最近は改名をする芸能人の方がたくさんいます。お偉い先生に占ってもらい、改名をすれば売れるようになると、とても売れそうにも無い名前でテレビにでています。売れるどころか、離婚の危機に陥っている人もいましたね。売れることができれば、改名のおかげ。売れなければ、自分の努力が足りないという、占い師にとってはなんとも便利な占いです。
 
逆境の中で、藁をも掴みたいという気持ちはわかりますが、改名をすることで自分の思い通りになるなんて、随分横着で、ずうずうしい考えに思えてなりません。芸能人の芸名ならまだしも、本名ですら改名する方がいます。自分の都合の悪い事が起こった時に、自分自身を省みることもせず、怪しい占い師の言葉を信じて、せっかく両親が願いや愛情をこめてつけてくれた、大切な名前を改名してしまう。なんとも愚かな事としか言い様がありません。
 
お釈迦様は「他によってはならない、自らに依って生きよ」とおっしゃいました。他の人の言葉に依っていては、都合のいいときはそれでいいのですが、都合が悪くなると、また他の人の判断や言葉に、惑わされてしまうという事です。私たちは、なんの根拠もない占いに一喜一憂して、自ら迷いの種を生み出しているのでしょう。
 
そんな事をいいながらも、朝のニュースの星座や血液型占いで、ついつい自分の結果に目が行ってしまう、我ながら情けない今日この頃です。

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