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坊守の俳句エッセイ

温度計見る前にある暑さかな   釋法蓮(法子)

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今年の夏は暑すぎました。そして長すぎました。私は入院後の安静の為、七月から実家に帰っておりました。妊婦は血量が普段の1・五倍になるそうなので、ものすごく暑がりになっていました。常に氷まくらを使い、エアコンと扇風機はつけっぱなしでした。

 温度計は見るまでもなく、常に三十度越え。そのうち、それは見なくなりました。見なくても暑いのは分かりきっているからです。八月末、出産をしてふたたび実家に戻ってきても、まだまだ暑さは続いていました。明日こそは明日こそはと思っても相変わらずの暑さ。

たまに伊勢原の立徳寺に帰ってみると、ものすごい暑さ。思えば、実家の法徳寺は大きな木がたくさんありますし、家も古くて風通しが良いので、少しは涼しく過ごせたようです。この暑さがおさまるまでは、とても帰れないと思いました。

九月末、いよいよ長かった夏もさすがに終わりを迎え、うすら寒く感じられるようになりました。家へ帰る時がきました。ひと夏を過ごした、久しぶりの実家生活ともおわかれです。この秋は、私の本来の生活に戻るための旅立ちの時です。

 

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