ホーム>立徳寺だより>坊守の俳句エッセイ>本を読む顔ふと上げて春を待つ   釋法蓮(法子)
坊守の俳句エッセイ

本を読む顔ふと上げて春を待つ   釋法蓮(法子)

梅の花.gif

暦の上では二月はもう春。春の始めの初春です。俳句を作ることを知る前は、二月と言えば真冬だと思っていました。実際、大雪が降ったり、受験があったり、重くて暗いイメージがつきまとう月でした。

 でも今、歳時記を見れば、初春の季語が並んでいます。早春、浅き春、薄氷、猫の恋、梅、鶯・・・。春といっても真っ盛りではない、まだ寒さが残っている中での春を表す言葉の数々。日本の繊細な感性に感心するばかりです。

 二月は、一般にお寺ではあまり行事の無い月で、暇な時です。また、我が家では二月四日の立春の日が娘の誕生日です。今年はパティシエの友達にケーキのスポンジを焼いてもらい、飾りつけを自分でやらせるとういう企画をしています。なかなかのんびりとした初春を過ごす予定です。

 以前は待ちに待った春という感じでしたが、今は俳句のおかげで、一足先に春を迎えることが出来ています。特別に寒がりな私なので、とても俳句には感謝しています。

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ryuutokuji.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/119

ページ上部へ