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坊守の俳句エッセイ

早足をポインセチアの赤に止め   釋法蓮(法子)

ポインセチア.gif

十二月に入ると、花屋の店先にはポインセチアの鉢が並びます。あまりにも真っ赤な色につい足を止め、見入ってしまいます。やはり赤は目立ちますし、人を引き付ける色ですよね。 

 最近、私の身の回りには赤い色が溢れています。バッグ、化粧ポーチ、たまにはくスカート、今このエッセイを書いているキティちゃんのシャーペン・・・。明らかに赤いものが多いです。

また他にはピンクやキラキラ光るもの、キャラクターものも多いのです。でも考えてみると、私は若かりし頃、そのような女の子ものが大嫌いでした。学生の頃、皆がキティちゃんの赤やピンクの小物で固めているのをひそかに軽蔑していました。

着る服にも法則があり、黒、紺、白以外は身につけないとういう徹底ぶり。今思い返せば、クール路線を狙っていたのでしょうね。

その路線が崩れだしたのは、三十代に入ってからだと思います。なんだか、黒が似合わない、黒に飽きたと思い出したのです。長年の自分の信念が崩れてきた理由として、時代の流行、娘の影響もありますが、一番には、そこまで格好つけられなくなってしまったことだと思います。 

自分の心境の変化というのは、本当に驚くべきものがあります。未来の自分はいったいどんなオバサンになっているのでしょうか。

 

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