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坊守の俳句エッセイ

キコキコと古き自転車秋日和   釋法蓮(法子)

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秋日和(秋晴れ)の日は、とても気持ちが良いものですね。今日はまさにそんな日なので、ついうとうとしてしまい、なかなか筆が進みません。

 この句は十三年前の十月、私が初めて俳句したもので、とても思い入れがあります。その頃、俳句の作り方をテレビで観て興味を持ち、いずれ作ってみたいと思っていました。

そんな秋日和のこと。私が自転車で走っていると、後ろから「キコキコ」と音が聞こえてきました。「何だろう?」と思っていると、錆びかかった古い自転車をこいでいるおじさんが、そのまま私を追い越して行ったのです。キコキコと音をたてながら。それが味のある光景だったので、俳句を作ってみました。

自分でもなかなかの出来だと思い、朝日新聞の俳句欄に投句しました。それが初入選したことで、自分の世界が広がった気がしました。

この句は、あの頃の俳句との出合いや、新鮮な気持ちを思い出させてくれます。
 

 

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