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坊守の俳句エッセイ

父は子と遊び勤労感謝の日   釋法蓮(法子)

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うちの娘は大変なお父さん子です。女の子は父を慕うものといいますが、正にその通りです。主人が居るときは、ずっと一緒に遊んでいます。

お絵かき、パズル、主人のギターの伴奏で歌を歌ったり、ボール遊びなど、いつも二人でやっています。私はその傍らで笑いながらもその間に家事が出来るのでとても助かっています。

 しかし娘が乳飲み子の頃は、まったくそんなことはありませんでした。生後二ヶ月頃は人見知りが激しく、私が病院などに行きたくて、主人や両親に預けても大泣きしてしまうのです。もの心つく頃まで、私が付きっきりでいるのが当たり前でした。

 ある日、娘がおしゃべりを覚えだした頃、冗談で「お父さんとお母さんのどっちが好き?」と尋ねてみると、即答で「お父さん!」と返ってきました。「まさか」ともう一度同じ質問をしても、また同じ答えが返ってきました。これまで私が付きっきりで育ててきたのに、どうしてという思いがこみ上げてきました。その時の私はすっかり機嫌が悪くなっていました。

やがて娘は成長するにつれ、益々お父さん子になってしまいました。何をするのにも「お父さんがいい」というので、わたしもすっかり「じゃあお父さんにお願いしてみたら?」と主人に子供を頼むようになりました。

どうしてそんなに主人を慕うのかというと、とにかく何をするにも楽しいらしいのです。本気で遊びますから。私のように家事の傍らでしている訳ではないので(笑)。
 先日、娘が自分でトイレに鍵をかけて閉じ込められてしまいました。その時は真っ先に「お母さ~ん」と叫んでいたので、少し嬉しくなりました。やはり困った時は母親なんですね。久しぶりにプライドが保たれた気持ちでした

 

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